こんにちは!

SIG552進化の前に…

みなさんはシム調整、うまく出来てるでしょうか?
私は最近自分のやり方に疑問を持って来まして色々と調べていました。

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今までのやり方は「スパーギア基準」というやり方でした。

上の画像の状態で左側のメカボックスをメインにしてスパーギア下に入れるシムを出来るだけ薄く調整して、全体をシム調整していきます。
肝心なべベルはある程度の「遊び」を設けて調整幅を大きくしておくのがコツでした。

たまにモーターを変えてもべベルギアの遊びがある分対応できて良かったのですが、今回ハイレスポンスメカボックス導入時にメタル軸がメカボックス内側へ出ていたので調整幅が狭くなりシビアになってしまったためシム調整については半信半疑で終えました。。。

動作は良かったのですがセクターギアの上などに大きく隙間が出来たり、タペットプレートが干渉する問題も出ていたため、やはりシム調整はもう一度勉強しなおそうと思いネットで情報を集めていました!

色々試したり数回挑戦してみて最適なシム調整が出来た方法があったので今回は
「べベル・ピニオン基準のシム調整」
をご紹介します。



べベル・ピニオン基準のシム調整方法

この方法のメリットはシム調整で失敗した際に大きな音を出す原因になるべベルとピニオンの調整を最優先する方法です。
ギア内の遊びは極力なくし、稼働するモーターの動きを妨げない、つまりシム調整に失敗しないようにするものです。

ただしver3ではメカボの良い位置に窓が開いていないので少し見づらいのでver3の場合はご注意ください。
ver2のたいていのメカボックスの場合は窓をのぞいてできると思います。

やり方
①メカボックス右側にモーターハウジング、またはグリップなどを片側だけ取り付けてべベルギアを入れます。

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②モーターを固定しべベルとピニオンの当たり具合を見ます。
べベル外側とモーターピニオンがキッチリ並ぶようにまずは前後調整します。

べベルギアとピニオンの隙間加減を見ながらべベルギアの広い側へ入れるシムの厚さを決めます。



次の画像です。

モーターを外してメカボックスを閉じ、べベルギア狭い側に入れるシムを決めます。
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⑤ビスもして閉じて上下に動かしてちょうどよくなるように入れます。
カタカタと少しだけ動くくらいで、遊びは出来るだけ小さくします。
これで完全にベベルとモーターピニオンのセッティングは固定されます。

次の画像です。

⑥今度はスパーギアを同じ要領でシム調整します。
DSC_1205
⑥この際にスパーギアとべベルギアが干渉しない位置に納めてスムーズに動くようにします。

⑦同じようにセクターギアを調整し、セクターギアとスパーギアが干渉しないようにシム調整します。
タペットプレートを押す突起がまれにタペットプレートのレールと干渉することがあるのでレールを削るなどして対応します。




これらの作業の際はいちいちメカボックスを閉じて閉鎖した状態で遊びを確認してくださいね!

最終的にはこれで調整して組み立てますが、この方法だとモーターが当たる深さや当たり具合がすでに最初の工程で確定されているのでギア鳴きなどの失敗が無くなります。



あとはモーターの微調整などで最小音になるようにすればOKです!

ギアのセッティングがうまくいかない方が居たらこの方法を試してみてください!
面白いようにセッティングが決まりますよ!


ではまた!


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