こんにちは!

最近復帰したミニ四駆の記事が多くなっています・・・ハマってしまってますのでしばらくミニ四駆記事続きます。
すみませんw

さて、私のミニ四駆セッティングを根底から覆す新事実が分かりましたのでまとめます。

お仲間のマシン。
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最近サバゲー小屋では熱いミニ四駆の戦いが繰り広げられています。
熱が入りすぎて2時までやってた人もいるとかw
さすがだなw



さて、今現在仲間で走っているコースは以下のようなコースレイアウトです。
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特徴はバンクカーブ、立体レーンをカットしたジャンプセクション。
からの一枚飛びカーブ。

色々考えないと攻略できない感じで面白いです!!



こないだ走っていてほぼ同じスピードの友人のフルカウルに負けました。
どのへんで差がついたかというと特に登りからのコーナーセクションです。

どうも伸びない・・・
内部の調整がしっかり出来てきたのでスピードと安定性はかなり出てきたんですが、とにかく伸びない。

んでこれはブレーキセッティングなんじゃないかといろいろと調べてみてブレーキの重要性とセッティングのやり方についてかなり理解出来ました。

それで自分のミニ四駆に何が起きていたかを思い出していたんですが、この時私の車体に以下のような症状がみられました。



症状①前輪のグリップが無い

数周回ってタイヤチェック。
ARシャーシがゆえになのか、前後のタイヤの汚れ具合を見たとき前輪が異常にきれいでした。
リアタイヤの半分くらいのホコリ汚れです。

最初はARシャーシ独特のリアモーターによる加重でフロントがあまりグリップしていないんじゃないかと思ってリアタイヤにグリップの弱いタイヤを履かせてみたんですが余計遅くなりました・・・。

おかしい!!

最初に疑ったリア加重を改善するためにフロントにマスダンパーを取り付けたり応急でやってみたんですが改善せず。
ブレーキも疑いはしたんですが、これを外してしまうとジャンプセクションからの1枚飛び(ストレートコース一枚分での着地)に失敗して飛んでしまうため、ブレーキを外すという考えは出来なかったんですよね。。。
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ここで一枚飛び出来ないとコーナーに入れず飛びます。
んーどうしたもんか。悩みました。



症状②登りセクション・バンクが遅い

並べて走らせてみると友人のミニ四駆は特にバンクからのコーナーセクションが速い。
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ダディ号は一番奥のバンクからのコーナーセクションがノロいですね。。。

平地ではかっとび、かなり肉薄しているにもかかわらず、そこで差が出ます。
総合的な速さはほぼ互角なのにそこだけはっきりと遅い!と分かる感じ。



症状③ジャンプ姿勢が悪い

あと自分のはジャンプの姿勢が悪く跳ねてタイムロスしていました。
とにかくジャンプの姿勢が悪くて変な角度で飛んできてバウンドするような感じ。
どうも右が下寄りにジャンプしてしまうようです。

あんまりにも走りが良くなかったので帰ってきてから整備がてら全部分解して組み直しました。
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全てのベアリングを洗浄整備。曲がったビスなんかも全交換です。


さて遅かった原因は何なのか?




原因はブレーキセッティング!

ある言葉を目にして目からうろこでした!

それは
「バンクスルー」
という魔法の言葉。

知らなかったんですが、バンクの角度とスロープの角度が違うんですね。

コースレイアウトから言うとバンクの先にあるのはコーナーセクションな訳で、ここでは減速する必要がないんです。
反対にスロープセクションの次はストレート後の下り坂か、ジャンプとなるわけで、減速の必要があります。

まとめると
バンクはノーブレーキでスルーして、スロープはブレーキで減速させるのが有効です。

これがバンクスルーという考え方。



言葉だけだと伝わりにくいのでネットから画像引用してみます。


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なるほど。



たぶん私の車体に起こっていたのはバンクとスロープどちらにも強ブレーキがかかっていたと考えるのが普通ですね。
なので前述したすべての症状が当てはまります・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。




ならば改造だ!!リア編

ブレーキセッティングを試すためにリアブレーキを一新。
カーボンブレーキステーの両端を切って可変式ブレーキを考案して搭載してみました。
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構造は単純でスライドダンパースプリングを噛ませてビスで止めます。
可変に対応できるようにロックナットで緩く止めてあります。

バネで押し付けているので指で掴むとこのように角度が付きます。
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可変幅の調整も出来るように仕込んでありますので、フレキシブルなブレーキとしても機能しますが、今回はブレーキのセッティング用に角度と当たり具合を容易に調整できるように可変式にしました。

現在はグレーの強ブレーキスポンジです。




改造!フロント編

同じくバンクスルー対応にするためスロープの入りで擦っていたフロントも一新。

結局のところ激遅になっていたのはフロントもリアも、下りも登りもすべてにブレーキングしていたためでしょうね。
極端なスピードダウンはその複数の要素で出来てしまったんだと思います。
なのでフロントにも手を入れます。


フロントのタイヤが汚れない原因の一つがこれ。
今まで低重心のためにフロントバンパーの下側にステーを付けていたんですよね。
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そのためスロープ進入角でフロントタイヤが浮き上がって空転状態になったのだと思います。
なのでフロントが異常に噛まない=汚れないという理由に。

ARだと下側にバンパーを付けるとマイナス方向にスラスト角が付いてしまうので苦労して調整してました・・・。
無駄骨やんw

というわけでこいつを改良します。
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余計な苦労してしまったこの下付けをやめて上につけるために、提灯ユニットも加工して直します。




完成!

バンパー上側にステーを取り付けて新たに提灯ユニットを補強して取り付け。
フロントよりに約5mmだけボディを前へ動かしました。
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ブレーキセッティングはJCジュニアサーキットの立体交差でのみ行いましたがギリギリ擦るくらいにして調整しておきました。
原因は分かったのでのちほど仲間が持っている大きなサーキットでブレーキ設定を煮詰めようと思います。



まだ実際に走らせたのはホームサーキットだけなので結果は出てませんがたぶん良い感じになると思います。
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フロントブレーキを多用する方もいるようですがジャンプ姿勢がどうか分からないうちに施工して前転したくないのでリアブレーキ一本で行こうと思いますw

前に立体レーンで飛び出してしまったときにブレーキを付けたんですが、このくらいのレーンなら実はスラスト角を付けるだけで解決できるんですね。。。

つまりこのくらいのコースならノ-ブレーキで十分だな。





あとは明日あたりTAMIYAの公式充電池NEOチャンプが届くのでこの電池でセッティングを固めます。
tyanpi
ミニ四駆用に出来てる電池なので軽量で良いそうですよ!
パワーソースもこれで基準が出来るのでセッティングしやすくなるはず。

一緒に買う充電器はamazonで買った海外製の怪しい充電器なのでそちらが届いたらレビューしようと思います。
なんでも百均充電池もこれ使えば化けるそうなので楽しみです!


ではまた!


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