こんにちはです!

以前にご紹介したToolkitRC URUAV M800の使い方について紹介された記事が少なかったので再編して情報をまとめておきます。

購入直後に使い方が分からなかった時点でyoutuberさんにヘルプDMしておいたのですが反応がなかったので自分でやることにします・・・

手ごろな価格、サイズ感も実にコンパクトで手が出しやすい反面、初心者がステップアップのために購入すると使用方法や準備する機材が多いことで壁に当たることが多いラジコン充電器。

少しでも有益な情報を出せるようにまとめていきます!



ToolkitRC URUAV M800を買うべき利点

充電器としてはアンチマター、サンダー、リアクターが人気です。
なぜ人気かというとやはりモーター慣らし機としても使え、Δピークを設定できハイパワーなユーザーニーズにも応えられるという点で人気があります。

先日購入したToolkitrc URUAV M800は同等の作業が出来るうえ、本体が今までにないコンパクトサイズであるという利点があります!

早速開封していきましょう!
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とにかく小さい!!

本体は下位のM600より一回り大きいサイズです。
説明書 
USBケーブル
が付属していて、amazon記載のpotential racingステッカーはついてませんでした。。
説明書は中国語と英語で大した表記もないのですぐしまっても問題ないレベルw
本体の裏側に大型ファンがついており、冷却機能も十分です。

カラーはカーボンやグラフィックがあるようですね。
外装も上品な感じでブランド感もあり、加熱式たばこの箱のようなしっかりした梱包でこの手の商品にしてはちょっといい感じです。

日本では全く馴染みのないブランドですが、youtubeでは海外とくにヨーロッパの動画が出ていたりしますので全世界に展開していて実績もあるのではと思っています。



使用する際に必要なもの

これ系のラジコン充電器を導入する際に、私のような初心者がまずぶち当たるのが「使用するために必要なもの」を知ることです。

安定化電源?ホルダー?
全然わからん!!


というわけで必要なものをすべて書いていきます。

➀安定化電源
➁電池ホルダ-
③XT60コネクタ
➃配線材


まずは➀安定化電源ですが、今回はToolkitRC純正のアダプターをamazonで発見したのでそのまま使います。


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値段は4500円ほどです。

なので本体6000円程度とこれで一万円くらいの買い物。
ラジコン系充電器としては安い方かな?

他には例えばですがHitec e powerbox 30A・23Aなどがおすすめです。
30Aは二系統の充電器を一度に扱えるので2台編成の場合はこれがいいと思います。
他にマニアックな安定化電源もありますがHitec製品は優秀なのでこれでOKだと思います。
ただしバナナコネクタ等の購入、製作が必要なのであしからず。

メルカリでは規格に合ったアダプターをコネクターだけ改造したAC電源をセットでM800の販売がたまにされていますがこれでも十分です。
半田が甘いものもありますので自分で絶縁加工するなどして使用すればさらにコンパクトな充電環境となっていいと思いますよっ。

次に
➁電池ホルダーですが、これはイーグル模型の物が一般的で信頼できます。
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他にも樹脂製の電池ホルダーなどもありますがこれで困ることはないです。



③XT60コネクタはちょっと専門的な品物ですが、アマゾンで購入できます。
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電池ホルダーを本体へ接続するために必要です。

購入の際に➃配線材も一緒に買ってしまいます。
ホルダー付属の配線材はどうも信用できません(性格

おすすめは12AWGなどの配線材、私は古河電工ビーメックスです。
ラジコンパーツを置いてるお店ならイーグル模型の配線材などもあるので通電効率がそこそこ良さそうであれば問題ないので適当に買ってみてください。

配線材をコネクタに半田付けしてしまうのが一番確実なので半田に挑戦してみてもいいですね。
または電工ペンチっていう道具を使って挟んで固定するというのもありますが使用中の事故を防ぐためにも半田付け推奨です。



本体の使用方法

説明書が英語と中国語なので手探りで使い方をマスターしました。

さて、初心者が指南する簡単な使い方ですw
間違ってるかもしれないのでその時は教えて下さいね。。

本体にスイッチはないので電源を刺すとすぐ電源が入ります。

ピロリッ
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メニューは4つ。
チャージ(充電
メジャー(計測
アウトプット(外部出力
セッティング

の4つがメニューにあります。

ダイヤルで選択し、ダイヤルを押し込むことで決定できます。
下の「EXIT」ボタンはキャンセルボタンでもとに戻ります。

ここで注意なのですが、
チャージのデフォはLipoになっているのでミニ四駆で使用する際は必ず電池の種類を変更しましょう。
私と同じ用途の方はNiMH(ニッケル水素)が大半だと思うので使用前に必ずチャージメニュー内に入り変更してください。



まずは放電してみます。


放電の際の注意点

放電の最終電圧がデフォは0.50Vになっているので必ず0.90V以上で設定し直さないとまずいですよね。

単セル0.90V以下まで電圧が下がると電池を痛めてしまう恐れがあるので、DSC(ディスチャージ)メニューの最終決定の窓でダイヤルを回し、設定しなおしてくださいね。

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この状態にして安価な充放電機では出来ない数値の3Aで放電してみます。
3Aつまり3000mAh放電。これはなかなか。

放電は0.1~3Aまで行けます。


では開始。

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以前使っていた安価な充放電機のNT1000では放電0.5Aが上限でしたので、M800の3~4A放電となると結構本体の熱が出てきますね(*`・ω・)

動かしていると…
44℃で内蔵ファンが排熱を開始。

前面のヒダから空気を入れて、後ろのフィンで放熱していますね。
40℃付近に下がるとまたファンが止まりました。

放熱を繰り返しながら「Complete!」の文字が出てアラームで終了。
無事放電できました。

充放電の値はプリセットで設定できるのでとりあえず私は
Nimh/0.5A充電/3.0A放電
Nimh/1.5A充電/3.0A放電
と二種類を設定しておきました。

CYCLEメニューではこの放電、充電を繰り返すモードになっているので電池の育成もできます。
このモードでは大きな負荷を与えると発熱して育成にならないので、育成目的であれば0.2Aや0.3Aくらいの低い値で設定しましょう。
また間に挟む休み時間も設定できるので熱がこもらない程度に休ませながらサイクルで育成するのがよさそうです。
サイクルを繰り返す回数を奇数にすると充電で終わります。



充電してみる。

今度は充電してみます。
充電は0.1~15Aまで可能ですが、15Aなんぞ使わん。

先ほどは大放電したので、今度はゆっくりめの0.5Aで充電開始。
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しっかりと入っています。
熱は放電時ほど発生せずファンは回りませんでした。
38度といえば人肌よりちょいアツくらいですね。


放電0.90Vからの満充電で120分以上かかりました。
まぁゆっくり充電なのでこんなもんかな?

セッティング項目に充電時間の制限の項目があるので充電時間がかかるこのような充電をする場合は180minくらいに設定しておいてもいいと思います。


急速充電だと1000~1500mAでの充電となるのでそのあたりもためしてみましたが案外熱は持ちませんでしたね。

現場に持ち込んでの追い充電を使ってみての印象ですが1000mAh充電は安定したパフォーマンスという感じ、1500mAhではよりパンチのある電池に仕上がったと思います。
Δピーク設定が充電時に出来ますがこれについてはしっかり勉強したうえで使用することをお勧めします。

簡単に説明すると、
ニッケル水素電池はゆるやかなカーブで充電していき、充電のピークを迎えるとそれ以降は「電気を熱に変えて緩やかに電圧が下降を始める」という特徴があります。

そのピークでの充電操作をするのがΔピークなのですが、Δピークを上げていくと速い、みたいな安易な感じで使用を続けると電池の破損や爆発などの例もSNS等で見られますので十分に理解して設定してください。




モーター慣らしなどの外部出力

OUTPUTメニューの一番上のPWR設定で出力電圧を指定して外部出力を出せますのでモーター慣らしや回転数の計測も可能です。
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オススメの設定は「custom」。
慣らすボルト数はカーボンブラシモーターで1.0~3.0V、銅ブラシモーターで同設定または角電池直付けと同じような効果の9.0~10.0Vなどです。それ以外は使わないかな。

ディスプレイには経過時間も表示されます。
上段のV数のところで出力Vを変更できます。

ボルト数は1.0Vから選択できます。。。
ToolkitRCのデメリットというか残念なところはここの数値が1.0V以下に設定できないところだと思います。
これ以下のボルト数で慣らしを行いたい方はもっと安価なUSBモーター慣らし機でいいような気もします。

モーター慣らし用にワニグチクリップをXT60端子で製作しておかないと出力が出来ないので少し上級者向けかもです。
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とりあえずやってみましたが、安定した出力でモーターの回転数を見ることが出来ました。
回転数も適正値だったのでおそらく出力電圧も正しいと思います。
使わない片軸用のモーターホルダーを使用してワニ口クリップで挟む方がより強固でお勧めです。


モーター慣らしの際に「A値」も設定できますがオートで動いているので設定し直す必要はなさそうです。
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たかだか130モーターの接続というのもあり、そこまで大きな電力は使用しません。
PWRはデフォ設定10.0Aで動いていますが、電力消費に合わせてディスプレイに表示されるのを観察していても10.0Aに達するようなこともないのでこのままでOKです。
たぶんですが上限~Aというような数値の気がします。

モーター回転数はネットで何万回転だなんだと色々出てますが人それぞれの電源環境が全く違うので参考になりません。
ネオチャンプ電池2本で回転数を推し量ったとしても電圧やその電池の状態で左右されますので、そもそもモーターの回転数だけで人と競うようなことは意味が無い。
ということがこの機種を買ってみて分かったことでもありますw



まとめ

かなり小型で便利な充電器でした!

このクラスにはない大放電が出来るということが最大のメリットです。
機種の性能差としてM800は3A、M600は2A放電上限となっています。
Δピーク設定もできてパンチのある電圧で充電できることも大きな利点です。

ただ事前にホルダーや電源など用意するものが多く、ごく最初の持ち物としては初心者向けではないものの、今後ステップアップするためには良いかもしれません。
ただ2本管理しかできないので、レース会場や練習走行、TAなどではちょっと物足りなく感じる時があるかもしれません。

恐らくレースに出るようになると6本3SETくらいの用意は必要になってくると思うので2本管理の本機だけでは長丁場のレースはカバーできない可能性があります。



もし4本以上管理したいとなるとHitec X4 advance Ⅲ、X4 advance miniの方がおすすめです。
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X4 advanceⅢは間違いなく最強充電器の一つで多機能。
adovanceⅠ、Ⅱの時代のイメージをそのまま持っているベテランさんには評価はあまりしてもらえないと思いますが、前世代よりもさらに高性能になったので私は買いました。
充電も強く放電も2.0Aまで可能でこの形式の充電器の中では非常に強力です。

X4 miniはこれの下位ですが、さすがHitecですね。
miniでもしっかりと1.55Vあたりまでフル充電してくれるパワーがあるので困りません。
ただminiは人気品薄となっていて入手しづらいし、これに6、7000円かけるならadvanceⅢでもいいと思ってしまいます。むずい。

M800ではモーター慣らし機能がありましたが上記の機種ではモーターの管理までは出来ません。
もしHitec製品で行くならamazonやメルカリなどで出ているこんなやつでOKです。
816sqbSenzL._AC_SL1500_
値段は2800円くらい、USB電源対応で0.1Vから出力可能なのでこのサイズと値段ならいい感じです。
毎回乾電池買って慣らすよりは効率的で経済的だと思いますし、仮にモーター慣らしがバージョンアップしていったとしても戦力になる仕様です。
俺も欲しいw



最後に、
充電器としては小型化する一方なんですが、その理由はやはり
「持ち歩く」
という目的のためですよね。
実は重大な選択肢なんですが、ここを忘れがちです。

大型充電器を持ち歩く方もいますが、そこまでのサイズは持っていけないという方には上記の機種はおすすめです。
そう考えると今後は小型で強力、多機能で使いやすいデザインのものが主流になるんでしょうかね。

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私も持ち出し用としてツールボックスに入れて運んでいます。
小型ではあるんですがこのケースに一式入れていきたいんで配線や配置を改良中です。

色々な充電器を試してみたい!パワーソース改善だぁ!

ではまた!





追加画像:

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一応要望があったのでアダプターの規格を画像で残しておきますね。