こんちゃ!

最近ポリカ塗装してても気温が低いのでうまく着色しなかったりムラが出来たり大変っす。
特に今まで一度も成功してないのが「スモーク色」のスプレー塗装です。。。

半透明のボディを作ろうにもうまく出来ません・・・

なので今回はNON塗装!
ポリカボディを染める!という方法で色を付けてみたいと思います。

今回私が使うのは手芸屋さんで手に入る「みやこ染」です。
元々はシャツなどの繊維を染めるものですので綿用とポリ用があるので注意してくださいね。

今回は「ポリ用のみやこ染ブラック」を使用します。

DSC_0005

用意するものは百均でタッパー、アルミ鍋、他に箸などです。
鍋は染料を溶かして温めるので必ず用意して専用にします。
タッパーは2Lタイプの大きめにしました。

最初は染料の粉は半量、付属の促進剤も半量使用しました!

DSC_0006

説明書通りに鍋で染料を温めて早速漬け込み開始。

煮ると色が入りやすいのですが薄く染めたかったので温めた液に漬けることにしました。

開始30分くらいだとこのくらい。

DSC_0007

やや染まりくらいですね。
まだまだ足りないので液を温め直して一晩漬けることにしました。

約10時間後の状態。

DSC_0008

狙ったスモークの感じになりました!
黒というよりは紫がかった感じのスモークですな。

染色液は再度使えるようにそのままタッパー容器で暗所に保管しまーす。

自分のイメージではこのくらいの薄いスモークで良かったので一応成功です。
このあと塗装も入れるので塗装色に影響が出ない程度のスモークで〇。

あとは何色を塗るかですな・・・




これでは終わらないダディの実験室。

所持してる他のボディもやってみようと思い、今度は沸騰寸前の温度(90度くらい)を維持して煮込むことにしました!

まずはラウディーブルポルカ。
サッと入れて5分程でここまで染まりました!

DSC_0014

自分としてはスモーク狙いだったので濃すぎたw
チャバネゴキブリっぽい仕上がり・・・ゴキブリから脱出できるのか?w

けどこれはこれで使い道ありそう。

熱を加えながら染めるとより短時間で濃く染まるようですね!
ただポリカボディを入れる鍋となるとかなり大きくなるので2〜3リットルの水が必要になり染粉は全量いかないといけないかも。

黒ではありますが薄い茶の仕上がり。
黒って基本となる地色が赤、灰など様々あるのですがこれは茶とか紫系の下地色のようです。
恐らく濃い目に着色していけばしっかりした黒にはなると思いますが薄い感じだとこんな色です。




続いては...
マスキングして染めるとどうなるか!


両面マスキングと片面マスキングで約1分つけてみました。

DSC_0013

テープは完全に染まっちゃいましたが下はどうなったか...


おおぉおおおおおおお!
綺麗に染まらないでラインが出ます!

DSC_0015

左が両面マスキングで、右が片面マスキングです。
塗装色にもよりますが、スプレー塗装も視野に入れ立てる場合や、単純に染め分けしたい場合はマスキングして染めるのも可能ですね!

結局実験体にラウディーブル、VQS、そしてアスチュートを再度染めてみました。

DSC_0016

やっぱこうしてみると薄染めの方がオシャレっぽいし塗装併用するのであれば扱いやすく、濃いラウディーブルが1番扱いにくそうですw
濃いやつは濃い色と合わせるので渋めだし、明るい色なら薄染めでなんとでも変化しそうですな。

なやむぅ〜w



さらに追加情報です~

ガッチリ色を入れたい人はこちらの方法も試してみてください!
SDN樹脂染料を使いレンジでチンで綺麗に染まるようですよ!



ネクティスさんのチャンネルで詳しくご紹介されています。
濃い目にしっかり色を付けたい方はこちらがいいと思います~

スプレー塗装に飽きたらこういうのもいいんじゃないでしょうか!

ではまた。